身体作りに欠かせない。卵を積極的に取り入れよう!

皆さん、卵を意識的に食べていますか?
昔、祖母から「卵は1日に2個までにしなさい。」と言われたのをよく覚えています。
これは、コレステロールが高いからという理由だと考えられます。
しかし、最近のアメリカでの研究論文で、食べ物からのコレステロール摂取量と身体の血液中のコレステロール値との因果関係がないことが証明されました。
卵1個あたりのコレステロール値は、200〜260mgです。
2015年頃まで、厚生労働省は、1日あたり男性750mg未満、女性600mg未満というコレステロールの摂取基準を設けていました。
だから、卵は1日に2個までという言葉を誰しもが聞いたことがあるのでしょう。
アメリカの研究論文が発表されてから、厚生労働省は、食品によるコレステロールの制限をなくすようにガイドラインを変更しました。
なので、卵は、1日に自分の決めた脂質量とタンパク質量の範囲内ならば、何個でも食べて良いのです。
次に、卵の主な栄養素は、タンパク質と脂質です。タンパク質は約6.5g、脂質は約4.5g、卵に含まれています。タンパク質は主に卵白、脂質は主に黄身に含まれています。良く、黄身を捨てるビルダーさんがいますよね。これは、PFC管理(マクロ管理、三大栄養素管理)の中で、ローファット(低脂質)制限をしているからなんです。
でも、「黄身は捨てないで!」と皆さんに私は伝えたい。
黄身には、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンDなどが豊富に含まれています。また、タンパク質のもとであるアミノ酸も卵白だけでなく黄身にも含まれているんですよ。
卵のアミノ酸スコアは、100なんです。アミノ酸スコアが100ということは、必須アミノ酸、非必須アミノ酸20種類が全てバランス良く入っており、吸収効率も良いということなんです。
アミノ酸については、また次の機会にお話ししますね!
最後に、卵は、卵かけご飯など生卵の状態で食べると非常に美味しいんですが、生卵状態よりゆで卵、半熟卵にした方が栄養の吸収率が良いそうです。
卵は、火を通した方が栄養の吸収率が高まるということも知識として取り入れ、日々の身体づくりに卵を積極的に取り入れていきましょう!!

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